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  • 執筆者の写真yu a

心身一如

更新日:6月3日

心身一如とは、中医学で

「心と体はつながっている、一体である」

という意味です。


つまり、

心が変わると体が変わります

体が変わると心が変わります


***


長年心のことと向き合って来ましたけど、それを大きく体感する出来事がありました。

長くなりますが、実際にあった私の体験を書きます。


私には昔から鳩尾辺りに「黒いモヤモヤとした重い塊」がある感覚がありました。

それは不安のような恐怖のような絶望感のようなものでした。

もう長い付き合いでしたのであるのが当たり前、「はぁ😮‍💨生これと付き合うのか…」と諦めのような気持ちもありました。

それは、不機嫌な人と過ごすと大きくなり耐えられない重たいものでした。


昨年の秋に東京で受けた百武正嗣さんのゲシュタルト療法の講座で、その黒いモヤモヤを扱って貰うチャンスが巡って来ました。


鳩尾の黒いモヤモヤとした重い塊の正体は、父に対して「溜め込んだ怒りの感情」でした。

父は怒りっぽくいつも怒鳴ってばかりいる人でした。

私は怒鳴り声を聴くと、怖い気持ちを抑え込み、父を怒らせないように、先回りして家のことをしたり、ご機嫌取りをしたりと必死で取り繕っていました。

ワークで、長年体の奥に溜め込んだ感情を全部吐き出しました。溜め込んだものは優しい言葉で癒えるものではありませんでした。

今まで押し殺した感情をクッションに込めて、父に見立てた椅子に汚い言葉と一緒に何度も何度もぶつけました。

全身で怒りを表しました。体は震え、泣き叫び声は掠れ、とても酷い形相だったと思います。

一通り出し切ったあと、私の体に変化がありました。

鳩尾の黒いモヤモヤした塊は、そこに穴が空いたように無くなっていました。

私の鳩尾は、風のない泉のように静かに澄んでいました。

翌朝起きた時、また元に戻っているんじゃないか?そんな不安がよぎり直ぐに鳩尾を確認しました。

鳩尾には何もありませんでした。

それから8ヶ月経ちますがその感覚が戻って来ることはありません。


***


感情は体で感じます。


感情により感じる場所や感じ方は様々です。


例えば、恥ずかしい時に顔や耳を赤くしたり、

幸せを感じると体が温かくなります。

人種や性別問わず、恐怖や不安を胸、怒りを頭と手のひら、愛は胸と頭と胃に現れるのだといわれています。

(一部、アメリカ版『Prevention』より抜粋)


体の声は、理性を働かせ頭で考えた思考とは異なり、その人の本質です。


人は本質から遠ざかると不安になります。

時に不調や疾患として現れたりもします。


体が本質で生きたいと声を発しているのです。

体からのメッセージをちゃんと聞き取れていますか?

湧き出る感情を無視したり抑えこんだりしていませんか?


RASのファシリテーターは、腕の筋肉反射を使い体の声を通訳します。


そして、本質で生きることを妨げている信じ込みを特定し、眼球筋運動により優しく解放します。


優しく解放するけど、一度解放した信じ込みは元に戻ることはありません。


心身ともに健康で、自分本来の個性でワクワクな毎日を送りたいですね(^^)

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